『島燃ゆ 隠岐騒動』
（『神と語って夢ならず』改題）松本侑子著、光文社文庫、2016年発行、定価820円＋税
『神と語って夢ならず』
松本侑子著、光文社、２０１３年１月２０日発行、定価1800円+税、四六判、３６４頁
特設ページ
『島燃ゆ 隠岐騒動』
（『神と語って夢ならず』改題）松本侑子著、光文社文庫、2016年発行、定価820円＋税
『神と語って夢ならず』
松本侑子著、光文社、２０１３年１月２０日発行、定価1800円+税、四六判、３６４頁
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特設ページの目次 １）本の帯 （表・裏） ２）目次 ３）主な登場人物 （隠岐・松江藩・京・鳥取藩） ４）舞台の地図 ５）舞台の写真 ６）立ち読みページ ７）著者から ８）メディア ９）書評・感想のサイト、ブログ 10）著者経歴 幕末維新の小説『神と語って夢ならず』 松本侑子著、光文社、１８９０円、 ２０１３年１月２０日発行 amazon 楽天ブックス（送料無料） カバー「春宵花影図」 松林桂月 国立東京近代美術館所蔵 |
| ★帯の表面 時は幕末ーー 「わしらの国をつくろうや」 世界初の自治政府、立つ！ 江戸時代最後の年、倒幕と尊王にゆれる日本海の隠岐島（おきのしま）で、 若き庄屋が、 農民3000人を集めて蜂起。圧政の松江藩を追放し、 パリ・コミューンよ り３年早く、世界初の自治政府を始めた。 王政復古と世直しの御一新に、 夢をかけた男たち。 だがその理想と、 維新の現実は、異なっていた。さらに、思わぬ新政府の裏切りが……。 島崎藤村の『夜明け前』に連なる、もう１つの明治維新。 |
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| 題辞 一 黒船来（く） 二 京（みやこ）の桜 三 花嫁 四 大塩平八郎の門弟 五 農兵と剣 六 武士の魂 七 われら、海の勤王隊（きんのうたい）とならん 八 投げられ、打たれ 九 鳥羽伏見の戦い 十 家老の首 十一 鎮撫使と赤報隊（せきほうたい） 十二 隠岐相撲（おきずもう） 十三 やまたのおろち 十四 島燃ゆ 十五 自治政府、立つ 十六 松江藩の逆襲 十七 薩長の軍艦 十八 仇討（あだう）ち 十九 燃える仏像 二十 みかどを京へ 二十一 罪を待つ 二十二 風のわかれ道 二十三 山桜 |
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３）主な登場人物 （隠岐・松江藩・京・鳥取藩）
勤王倒幕 ◇日本海の隠岐島 ～ 鎌倉討幕の後鳥羽上皇・後醍醐天皇が流された勤王倒幕の島
井上甃介………主人公。隠岐の庄屋の息子。京へのぼり、尊王攘夷を志す。天保７年（1836）生まれ。隠岐正義党、風の男
中西毅男………山田村の庄屋家に生まれ、上京して中沼了三の塾へ。激烈なる勤王家。隠岐正義党、火の男
横地官三郞……上西村の庄屋、造り酒屋に生まれる。隠岐正義党、土の男。
西村常太郎……河内国（大阪府）の豪農の息子。天保３年（１８３２）生まれ。父が、大塩平八郎の乱に荷担した罪で、15歳で隠岐島へ流刑
佐幕 ●出雲国の松江藩 ～ 徳川幕府に忠義をつくす武士。鳥羽伏見の戦いでは、幕府軍について新政府と敵対
松平定安………最後の藩主。松江藩松平家は、徳川家康の血をひく名門。鳥羽伏見で幕府軍につき官軍と敵対
大橋筑後………家老。先祖は、関ヶ原の戦いで、家康の東軍として戦う。代々、徳川幕府に忠誠を誓う義士
山郡宇右衛門…上級武士。隠岐の最高責任者・郡代として、松江城から西郷へ赴任する
勤王倒幕 ◇京のみやこ ～ 尊王と倒幕の志士、公家
岩倉具視………倒幕をめざす公家
中沼了三………儒者。私塾で尊王攘夷を指導。弟子は中岡慎太郎など。孝明・明治天皇に教授。隠岐島の出身
西郷従道………薩摩藩士、西郷隆盛の弟、中沼了三の愛弟子
西園寺公望……公卿。官軍の総督として、徳川一門の松江藩を鎮圧に、京から出雲国へくだる
勤王 ◇鳥取藩 ～ 外様の大藩。鳥羽伏見の戦いで官軍につく 隣国の松江藩（幕府軍）と対立
池田慶徳………最後の鳥取藩主。水戸藩主の五男。最後の将軍・徳川慶喜の兄。水戸学から勤王思想をもつ
因幡二十士……佐幕派を斬る過激な尊攘派。鞍馬天狗のモデルの詫間樊六（はんろく）、河田佐久馬、足立八蔵など
４）舞台の地図
主な舞台は、隠岐、松江、京都、鳥取、浜田（島根県）、小浜（福井県）、十津川（奈良県）、河内（大阪府）、そして東京。
地図３種類…… 上から順に、地図小（隠岐島）、地図中（山陰）、地図大（日本全土）
本書『神と語って夢ならず』の巻頭より転載
５）舞台の写真 小説に出てくる場所の一部をご紹介します
| 隠岐島後、西郷の港町 | 西郷港。江戸時代は年２千隻の北前船が来港 | 隠岐の玉若酢命神社 |
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| 隠岐から見える対岸の鳥取・大山 | 松江城と天守閣 | 京都の中沼了三の塾跡（烏丸） |
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後日掲載 |
６）立ち読みページ クリックして拡大
| ０）カバー表 | １）見返し | ２）化粧扉 → | ３）中扉 → | ４）目次 → | ５）地図・登場人物 |
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| ６）一章「黒船来」、題辞 | ７）本文１ | ８）本文２ | ９）カバー裏 |
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７）著者から
小説の舞台・隠岐島（おきのしま）は、領土問題「竹島」の自治体として有名ですが、地理と歴史は、あまり知られていないようです。
物語の周辺について、簡単にご案内させて頂きます。pdfデータ
８）メディアでの紹介
２０１３年
１月１５日（火）放送 「宮崎美子のすずらん堂本屋」（衛星放送ＢＳ１１）、新刊のお勧め本の紹介
１月２２日（火）発売 「小説宝石」２月号（光文社） 著者ロングインタビュー、モノクロ５ページ（１・２・３）
１月２７日（日） 「しんぶん赤旗」（日本共産党） 日曜書評欄で紹介。評者は、清原康正氏（文芸評論家）
２月 ６日（水）発売 「ダ・ヴィンチ」３月号（メディア・ファクトリー）、著者インタビュー、カラー１頁
２月２０日（水）発売 「日刊ゲンダイ」 著者インタビュー 「幕末の隠岐で自治政府をつくった男たちの物語です」
２月２４日（日） 「神奈川新聞」 書評 評者・高橋千劔破氏
２月２６日（火）発行 「公明新聞」 書評「隠岐騒動の熱気を今に蘇らせた」、評者は、平田俊子氏（詩人・小説家・劇作家）
３月３日(日) 「東京新聞」 読書欄「読む人」に、書評「世直し求め動く島民」 評者・高橋敏夫氏。
３月３日(日) 「山陰中央新報」 書評「隠岐の農民蜂起題材に」 評者・末國善己氏
３月１５日（金） 「週刊読書人」 「小さな島の明治維新 島民たちが自治政府を自立した「隠岐騒動」を描く」 評者・高橋千劔破氏
３月２２日（金） 「小説宝石」2013年4月号 ブック欄 「幕府に敢然と戦いを挑んだ、庄屋と農民たちの姿」 評者・東えりか氏
４月４日（木） 「山陰中央新報」 文化欄 「松本侑子著『神と語って夢ならず』を読む」 評者・岩田英作氏（島根県立短期大学教授）
４月２５日（土） 「通販生活」２０１３年夏号 書評欄 「幕末の日本海・隠岐で立ちあがった自治政府」 評者・鈴木耕氏（文芸評論家）
４月 「ＮＨＫ俳句」5月号 書評欄
５月 「山陰文藝」第37号 書評欄
６月 季刊「メタポゾン」 書評特集 評者・西木正明氏（作家）
８月 「家の光」9月号（家の光協会） インタビュー記事２ページ 記事まとめ・樺山美夏氏
９月 「読書」8・9月号（社会福祉法人日本ライトハウス情報文化センター） 『神と語って夢ならず』（単行本1冊）が点訳（6冊）へ
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松本侑子（まつもとゆうこ） 作家・翻訳家 |
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幕末維新の小説『神と語って夢ならず』 松本侑子著、光文社、１８９０円、 ２０１３年１月２０日発行
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