～新訳『赤毛のアン』シリーズ全８巻（文春文庫）の世界～

第①巻　『赤毛のアン』　2019年7月10日発行、第10刷、780円＋税　

❤カバー　装画・勝田文先生（漫画家）、デザイン・長谷川有香先生（ムシカゴグラフィクス所属）
　

特徴①　日本初の全文訳 巻頭の英米詩、モンゴメリによる献辞、従来訳で省略された文章と場面、改編された衣食住の品々と植物、章タイトルをモンゴメリの英文通りに初めて翻訳 特徴②　353項目の訳註 作中に100カ所引用される英米文学と聖書の名句、 スコットランド系のアンとアイルランド系のダイアナ キリスト教、ケルト、アーサー王伝説、19世紀カナダの衣食住、 プリンス・エドワード島の歴史と地理など、353項目を、巻末の訳註で解説 特徴③　プリンス・エドワード島の写真 グリーン・ゲイブルズ、林檎園、アンがかぶるスコットランド民族の帽子、 アンとダイアナのお茶会のラズベリー水とカシス酒（従来訳はいちご水とぶどう酒）、 リンド夫人が16枚編む棒針編みのベッドカバー（従来訳は刺し子布団）、 マシューの母がスコットランドから移民する時に持参したスコッチ・ローズなど 小説中の写真を11点、掲載 （以下に拡大した写真を掲載）

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❤『赤毛のアン』（文春文庫）の口絵写真 モノクロ11点　撮影・松本侑子



❤上記の口絵、白黒写真　元のカラー写真11点

撮影・松本侑子（写真を転載される方は、メールでご連絡ください）。毎年実施しているカナダ『赤毛のアン』ツアーで撮影

口絵写真　1

モンゴメリ30代。グリーン・ゲイブルズ展示


口絵写真　2

『赤毛のアン』第2章、アンとマシューが出逢うブライト・リヴァー駅。一般家庭に移築、非公開。『赤毛のアン』訳註493ページに解説


口絵写真　3

『赤毛のアン』第2章、「歓びの白い路」を思わせる満開の林檎の花、6月、プリンス・エドワード島モンタギューにて撮影


口絵写真　4

グリーン・ゲイブルズの母屋、春6月、林檎の花が満開。『赤毛のアン』訳註490ペーシに解説


口絵写真　5

グリーン・ゲイブルズ２階、東の切妻の部屋、アンの部屋


口絵写真　6

『赤毛のアン』の「恋人たちの小径」Lover's Lane。グリーン・ゲイブルズの北側、7月撮影


口絵写真　7

プリンス・エドワード島の州都シャーロットタウン。アンがクィーン学院に通う、5月撮影


口絵写真　8　文庫口絵では、このベッドカバーの編み地がわかりやすいように、一部分を拡大して掲載

『赤毛のアン』第1章レイチェル・リンド夫人が棒針編みで編むキルト。「林檎の葉模様のキルト」の一例
モンゴメリが結婚後に暮らして『アンの愛情』を書いたオンタリオ州リースクデイル牧師館の展示、2018年12月撮影


口絵写真　8

『赤毛のアン』第19章、アンがかぶるスコットランド民族の帽子タモシャンターの一例。訳註532ページに解説


口絵写真　10－1

『赤毛のアン』第16章、アンとダイアナのお茶会のラズベリー水。これは市販ソーダ水。訳註522ページに解説


口絵写真　10－2

『赤毛のアン』第16章、アンとダイアナのお茶会のカシス酒。訳註523～524ページに解説


口絵写真　11

『赤毛のアン』第37章、マシューの母がスコットランドから移民するときに持参した祖国の白い薔薇。スコッチ・ローズ。
プリンス・エドワード島で撮影


❤第1章以下、物語の舞台写真を、順次掲載します。

写真の撮影・松本侑子（写真を転載される方は、メールでご連絡ください。雑誌掲載、商業利用は有料で可能です）

★松本侑子ホームページ